Page 109 - 福音の力を体験せよ
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嫁とならなければなりません。ある青年が、ある若い女
性に結婚を申し込んだとします。すると、若い女性は言
います。「私はあなたを本当に愛しています。あなたの
妻になることを願っています。けれども、今付き合って
いる男性との関係を、もうしばらく続けてもいいでしょ
うか?」と。

さて、プロポーズをした青年は何と言うでしょう?き
っと、「もう結構です!」と言うはずです。イエス様も
同じです。イエス様は、皆さんをサタンと仲良く分け合
うことはなさいません。ご自身の花嫁が、彼に身も心も
すべてをささげることを願われるのです。私たちは、ど
ちらかの主人を捨てなければなりません。イエス様は姦
淫をなさらないお方ですから、花嫁である私たちを、サ
タンと分かち合うことは決してないのです。

皆さん、私たちは、サタンの方法を使う権利を捨てな
くてはいけません。嫉妬、ねたみ、争い、怒り―これら
はサタンから来るものであって、神から来るものではあ
りません。私たちは、自らの思いと精神の主導権をだれ
に与えていますか?誰が、私たちの心を所有しています
か?私たちの心には、だれが住んでいるでしょうか?

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