Page 27 - Revival of faith -text final
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いうのがあります。皆さんダニエル書11章40節を開いていただけま
すか。
「終わりのになって、南の王は彼と戦います。北の王は、戦車と騎
兵と、多くの船をもって、つむじ風のように彼を攻め。国々に入って行
って、みなぎりあふれ、通り過ぎるでしょう。彼はまた麗しい国には
いります」(ダニエル書11章40,41節)。ここに北の王と南の王の戦
いが出てきますね。このダニエル書11章の中で、誰が北の王で、誰が南
の王か、皆さん理解しておられますか。この王は、代や状況によって変え
られていくんですけれども、南の王は、現代では社会主義、あるいは無
神論なんですね。
11章に書かれている、歴史上最初の南の王はエジプトでした。
エジプト王パロがモーセに向かって、「主とはいったい何者か。わた
しは主を知らない」と言いました(出エジプト記5:2)。神様の命令
に従うことを拒んで、イスラエルを去らせませんでした。この当のエ
ジプトの王パロはとてもかたくなな人物だったわけです。後にフラン
ス革命が起こったに、フランス政府がエジプトに取って代わったわ
けです。なぜなら、フランス革命によって起こった政府は無神論政府
だったからです。ダニエル書11章全体で歴史の2000年もの期間を
カバーしています。ですから北の王であれ、南の王であれ、一つの政
府が2000年間ずっと同じものであるということはあり得ないわけで
す。そこで南の王は、かつてはエジプトによって代表されていたんで
すけれど、後になってフランスに取って変わりました。
北の王についてはどうでしょうか。はじめ、北の王はシリアであり
ました。後にローマ帝国にとって代わり、その後に、ローマ法王教に
変わっていったわけです。11章40節に書かれているのは、1798年
に、南の王で表されているフランス政府が、北の王、当のローマ法王
ピウス6世に向かって刃を向けるわけです。後に、法王教によって表
される北の王が、報復して南の王に攻撃を仕掛けます。その頃には、
なぜあなたは神を信じるのか│27
すか。
「終わりのになって、南の王は彼と戦います。北の王は、戦車と騎
兵と、多くの船をもって、つむじ風のように彼を攻め。国々に入って行
って、みなぎりあふれ、通り過ぎるでしょう。彼はまた麗しい国には
いります」(ダニエル書11章40,41節)。ここに北の王と南の王の戦
いが出てきますね。このダニエル書11章の中で、誰が北の王で、誰が南
の王か、皆さん理解しておられますか。この王は、代や状況によって変え
られていくんですけれども、南の王は、現代では社会主義、あるいは無
神論なんですね。
11章に書かれている、歴史上最初の南の王はエジプトでした。
エジプト王パロがモーセに向かって、「主とはいったい何者か。わた
しは主を知らない」と言いました(出エジプト記5:2)。神様の命令
に従うことを拒んで、イスラエルを去らせませんでした。この当のエ
ジプトの王パロはとてもかたくなな人物だったわけです。後にフラン
ス革命が起こったに、フランス政府がエジプトに取って代わったわ
けです。なぜなら、フランス革命によって起こった政府は無神論政府
だったからです。ダニエル書11章全体で歴史の2000年もの期間を
カバーしています。ですから北の王であれ、南の王であれ、一つの政
府が2000年間ずっと同じものであるということはあり得ないわけで
す。そこで南の王は、かつてはエジプトによって代表されていたんで
すけれど、後になってフランスに取って変わりました。
北の王についてはどうでしょうか。はじめ、北の王はシリアであり
ました。後にローマ帝国にとって代わり、その後に、ローマ法王教に
変わっていったわけです。11章40節に書かれているのは、1798年
に、南の王で表されているフランス政府が、北の王、当のローマ法王
ピウス6世に向かって刃を向けるわけです。後に、法王教によって表
される北の王が、報復して南の王に攻撃を仕掛けます。その頃には、
なぜあなたは神を信じるのか│27