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ダニエル書11章44節を見ると、「東と北からの知らせ」とありま
す。それは何でしょうか。これが「大いなる叫び」なのです。「第3天
使の使命」(黙示録14章)、第4天使の使命(黙示録18章)、神の裁
きについて宣布する神のメッセージであります。次に何が起こるので
しょう。この法王教、北の王が、神の全ての聖徒を無きものにしよう
とします。この預言の通りに、順々に起こってきました。実際に、今現
在、北の王は、イスラム諸国、アラブ諸国の地ならしをしている最中
です。

次に何が起こると思いますか。「日曜休業令」です。「後の雨」が
注がれます。「大いなる叫び」が発せられます。そのローマ法王教は
怒り狂うことでしょう。そして神の民を全員抹殺しようと試みます。こ
ういった終末の一連の事件がこの預言に示されているのです。「あ
まり間は残されていませんよ!」。

アメリカのハイパーインフレ

食糧危機、これは全ての国に関わる問題です。IMF(国際通貨
基金)の頭取、ドミニク・ストラス・カーンという人が、2011年に、
「失業問題と、収入不均衡に取り組むか、或いは戦争の危険を犯す
かのどちらかだ」、と警告したと言いました。彼はまたこういうことを
言ったんです。「アメリカのドルは、もはや世界の中心的通貨にはな
らない」と。

ある国が、借金問題が起こるたびに紙幣をどんどん印刷して、そ
ういった形で借金を返済してこの問題を解決しようとしました。そ
れはどの国ですか? アメリカ合衆国です。かつてはドル紙幣は、皆
が欲しがるものでした。貯金したいと思ったら、どの通貨がいいでし
ょう。かつてはアメリカドルだったのです。大企業がお金を大儲けし
て、スイスの銀行に預けるとしたら、どの通貨が使われると思います

32│信仰のリバイバル
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