Page 191 - Revival of faith -text final
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神様にはその必要はありません。ではなぜ必要なのでしょう。宇宙の
前で証明したいからですね。

「この人物は、本当に赦された、罪を犯すことをやめた、私をこ
よなく愛するから、聖霊を受けたから、心をつくして私を愛してくれ
るようになったから、もう、神の律法を犯さないように変えられたの
だ。この人は信頼に値する、永遠に、天使たちや他世界の住民と一
緒に住んでも安全になった」と証明するためです。

そのために、神様は私たちの記録を残すよう天使たちに命じてお
られるわけです。そして、「これを見なさい。彼は、たしかに罪を犯し
て悪かったけれども、ここで悔い改めて、戦いがあったけれども、福
音を通して私の力を受けました。もう、心をつくして、私を愛するよう
になりました。この人を見てごらんなさい。義人になりました。もう安
全ですよ。この人の心から、罪や反逆が起こることは決してありませ
ん」と宣言されるのです。

神の公正な裁き

彼を救うという、神様の審判は正しいものであること、そのことを
証明なさりたいわけですね。そのことを、神様は証明されなければ
いけないのです。全宇宙に対して神様の裁きは開かれています。な
ぜなら、サタンが神様を訴えたからです。そのために、宇宙のすべて
の人に神様の義を証明するために、神様はこの裁きをオープンにさ
れたのです。

天で、私たちの名前が呼ばれるに、調査が始まるわけではありま
せん。名前が呼ばれるには、皆さんの運命はすでに定まっています。
救われるか、滅びるか決まっています。私たちの審判は、結審されて
いるわけですね。その、神様は、私たちの名前を呼ばれます。「デビ
ット・カン、私は、彼を永遠に生かすことに決めました。彼は安全で

後の雨に備える│191
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