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以降には、イエス様の執り成しの祈りはありません。それから先は、
赦しが与えられなくなります。

その時、ヨブが試みに渡されたように、神様は、最終の世代をサタ
ンが試みることを許されるのです。サタンは私たちに対して、命を奪
うことだけは出来ませんが、あとはサタンの思いのままに攻撃してき
ます。しかし、１４万４千人は勝利します。厳しい試練の中で示された
彼らの愛と忠誠、神様への完全な服従は、サタンの告発を永久に沈
黙させます。彼らは、イエス様の品性を持つようになります。神様に
対する彼らの愛は、あまりにも大きいので、神様のみ名を汚すくらい
なら、むしろ死を選ぶのです。

筆者は、１４万４千人とは、再臨の日に、義人たちを墓から復活さ
せる権限を、イエス様に与える人たちではないかと考えています。奇
妙な考えだと思われるかもしれませんが、次のように考えてみて下
さい。これまで、いつも告発する働きをしてきた来たサタンが、いよ
いよイエス様が再臨なさるクライマックスの時に、何もしないで静か
にしているでしょうか？サタンは、墓から墓へと飛び回りながら、イ
エス様が墓から復活させられる義人たちに対して、最後の告発の言
葉をあびせるに違いありません。「神様、不公平です。これは不法で
す。私はこの者たちの過去をよく知っています。あの人は偽りの礼拝
日を守っていた者ではありませんか？あの人をよみがえらせるのは間
違っていませんか？あの人は、不節制な者だったでしょう？この人た
ちは、律法を完全に守っていませんでしたよ！」

その時、イエス様は、サタンに向かってこのように言われるでしょ
う。「サタンよ！あなたは、その告発する精神を捨てなかったのか。
あそこに立っている、１４万４千人を見なさい。あなたが彼らを誘惑

第９章 │ 185