Page 70 - Revival of faith -text final
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体から見たらほんの小さい部分に過ぎません。私たちの住んでいる
太陽系というのは、その銀河系の中のほんの小さな部分に過ぎませ
ん。その太陽系の中に地球があって、その中に小さな日本という国が
あって、さらにその中に小さな沖縄という島があるわけですね。その
沖縄に小さな名護という町がありまして、それから本部半島が広がっ
て、その中にある小さい建物、その中に私たちが存在しています。

皆さん、私たちはどれほど偉大な存在でしょうか。無に等しいの
です。塵に等しいものですね。しかし、イエス様はそのような私たち
を愛してくださっています。イエス様がおいでになったとき、全宇宙
を通り過ぎて、ここにおいでになりました。たくさんの巨大な星雲あ
ったのに、そこを通り過ぎてこられました。たくさんの太陽や星があ
って、それらを通り過ぎてこられました。そして、この小さな、汚れた
星、地球においでになったのです。それは、私たちの罪を負うわれる
ためでした。

彼の義とはどのようなものでしょうか。私たちはどのようにして印
されるのでしょうか。イエス様の愛によってです。毎日毎日、私たち
がイエス様と恋に落ちるときに、そのイエス様の真理に根づくよう
になって、決して動かされるようなことはなくなります。毎日毎日、神
様の払ってくださった犠牲を思う時、理解する時、決して彼の側から
離れたくなくなります。

私も歳をとってしまいましたが、今でも母親がいなくなったことを
寂しく思います。母のそばに座っていたことを懐かしく思い出しま
す。その頃私は、本当に母親のそばで幸せでした。本当に愛されて
いるということを実感できました。偉大な同情を受け、感じることが
できました。母親には何でも言うことができました。どんなことでも
母親に心の内を打ち明けることができました。それが母親です。しか
し、私は、その母の愛を通して主イエス様を知るようになりました。
人間にすぎない母でさえ、これほどまでに私に愛を注ぐことができ

70│信仰のリバイバル
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