Page 104 - Revival of faith -text final
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骨折の体験
一つのお話をして終わりたいと思います。何年か前、私は手首を
骨折しました。だいたい2メートルぐらいの高さの所から落ちてしま
って、手首を骨折したのです。首が折れなかったことを神様に感謝し
ています。腰の骨も折れなくてすみました。本当に危険な高さでし
た。地面に落ちたに、息ができませんでした。息をしようとしたんで
すが、できませんでした。「ああ、これで死ぬんだな」と思いました。
「ああ、こんなところで私は死ぬんだ」と思いました。そして、「神
様、私の魂をあなたにささげます。ゆだねます。どうぞ私を憐れんで
ください」という祈りをささげました。そうしたら呼吸がだんだんで
きるようになってきたんです。そして手を見たら、手の先の部分が全
く反対にひねられていたんです。自分の手が、あんなに反対にひね
られているのを見たことがありませんでした。変だなと思いました。
そこで元に戻そうとしたんですけれど、力が入りません。あたかも手
の部分が切断されたかのように、神経がいかないのです。それから
あることがわかったのです。木の一片が、私の手首に刺さっていた
のです。何でここに木が刺さってるんだろうと思いました。引っ張り
ましたが抜けないのです。それでわかったのですが、それは私の骨
だったのです。私自身の骨が手首から飛び出してたんです。
自分の骨を見たことがありますか。私はありますよ。その、あまり
の恐怖で何も感じませんでした。血が吹き出していました。痛みを感
じるようになりました。生涯に味わったことのないほどの激しい痛み
でした。家内が私のところにやってきて、「いったい何があったの」と
聞きました。「救急車を呼んでくれ!」と言いました。家内に、「さわ
らないでくれ。痛いんだから」と言いました。10分後ぐらいに救急車
が来てくれました。そして私のところに来て、さわるんですね。「どう
かさわらないでください」と救急隊員にも言いました。救急隊員は、
私にモルヒネを注射してくれて、少しだけ痛みが和らぎました。麻薬
104│信仰のリバイバル
一つのお話をして終わりたいと思います。何年か前、私は手首を
骨折しました。だいたい2メートルぐらいの高さの所から落ちてしま
って、手首を骨折したのです。首が折れなかったことを神様に感謝し
ています。腰の骨も折れなくてすみました。本当に危険な高さでし
た。地面に落ちたに、息ができませんでした。息をしようとしたんで
すが、できませんでした。「ああ、これで死ぬんだな」と思いました。
「ああ、こんなところで私は死ぬんだ」と思いました。そして、「神
様、私の魂をあなたにささげます。ゆだねます。どうぞ私を憐れんで
ください」という祈りをささげました。そうしたら呼吸がだんだんで
きるようになってきたんです。そして手を見たら、手の先の部分が全
く反対にひねられていたんです。自分の手が、あんなに反対にひね
られているのを見たことがありませんでした。変だなと思いました。
そこで元に戻そうとしたんですけれど、力が入りません。あたかも手
の部分が切断されたかのように、神経がいかないのです。それから
あることがわかったのです。木の一片が、私の手首に刺さっていた
のです。何でここに木が刺さってるんだろうと思いました。引っ張り
ましたが抜けないのです。それでわかったのですが、それは私の骨
だったのです。私自身の骨が手首から飛び出してたんです。
自分の骨を見たことがありますか。私はありますよ。その、あまり
の恐怖で何も感じませんでした。血が吹き出していました。痛みを感
じるようになりました。生涯に味わったことのないほどの激しい痛み
でした。家内が私のところにやってきて、「いったい何があったの」と
聞きました。「救急車を呼んでくれ!」と言いました。家内に、「さわ
らないでくれ。痛いんだから」と言いました。10分後ぐらいに救急車
が来てくれました。そして私のところに来て、さわるんですね。「どう
かさわらないでください」と救急隊員にも言いました。救急隊員は、
私にモルヒネを注射してくれて、少しだけ痛みが和らぎました。麻薬
104│信仰のリバイバル