Page 105 - Revival of faith -text final
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をうったらこんな感じになるんだな、とちょっと経験しました。それ
から病院に運ばれましたが、このけがを治療できる医者がいなかっ
たんです。1間、そんな状態で待たされていました。結局、田舎に住ん
でいたので、そこには、適切に処置してくれるお医者さんがいなくて、
別の病院に移されました。そしてその病院に移ったら、これを適切に
処置できるお医者さんは、今、魚釣りに行っていると言われました。
「釣りに行ってるなんて!」。さらにそこで2間待たされました。本当
に激しい痛みの経験でした。

やってきた医者は、私のけがを見て、「これはひどいけがだね」と
言いました。そして、私の横の方にレントゲンの機械をつけまして、
麻酔の注射を打ってくれました。それから看護師を呼びました。大き
な看護師さんが入ってきました。大きな強そうな看護師さんでした。
彼女に、私の肩を抱えるようお医者さんが指示したのですね。そうし
て、私の手を引っ張ったのです。麻酔を打たれたので、あまり痛みは
感じませんでしたけども、手を、レントゲンのスクリーンを見ながら引
っ張っているのです。

それから、電気ドリルのようなものを持ってきました。何か大工さ
んの作業場に入れられたのかと錯覚したほどでした。それから、私
の目の前で、私の骨に穴を4つも開けたのです。そして、私の骨を支
えるために、外から鉄で橋みたいなものをかけたのです。

それから2ヶ月間、薬を毎日4回服用しなければ耐えられないほど
の痛みでした。薬物を、ちょっとだけ味わう経験をしたわけです。町
では多くの若者が違法で薬物を自分自身に入れているわけですね。

私はある日、落ち込んでベッドに寝ていました。「伝道のために、
誰かに寄付のお願いをしなければいけない、誰が援助してくれるだ
ろうか」。「中国の伝道を助けなければいけない。韓国でもたくさん
の本を印刷しなくてはいけない」。それで、会計係に電話して、「銀行
にどれぐらいのお金が入金されましたか」、と聞きました。   

キリスト再臨の前兆│105
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