Page 18 - Revival of faith -text final
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て来い。私がこの家の主だ!」。そういうことを言うタイプの夫だった
のです。その日私は、家内の前でお辞儀をして、彼女に赦しを請いま
した。「今まで悪かった。赦してくれるか」と・・・。「何のこと?」。「本
気で言ってるんだから、赦してくれ。今まで私が色々な説教をしてき
て、おそらく君が一番祝福を受けなかっただろう。私の、教会と家で
の態度や、言っていることがあまりにも違うから、それを知っているが
ゆえに、祝福を受けなかったろう。聖人と悪魔のギャップを見ていた
のだから・・・。今まで本当に悪かった。赦してほしい」。
それから、二人の子供たちの所へ行き、「子供たちよ、今まで悪か
った。赦してくれ、本当に悪い父親だった。悪い牧師だった。お前た
ちにとって、私はつまずきの石になってしまったかもしれない」。
子供たちに、よくこういうことを言われていたんです。「お父さん
を愛しているわ。でも私たちが、ピアノやバイオリンをやっているとき
は、近くに来ないで・・・」。なぜなら、私は音楽に対して結構うるさ
かったのですね。誰かが歌っていて、ちょっと音が狂っていたり、間
違った音を出したりしたら、私は嫌になるのです。娘がピアノを練習
していて、間違った鍵盤を押したら、「駄目だよ、それ。もう一回やり
なさい」。バイオリンを弾くも、厳しくやり直しをさせました。娘は、
「お父さんは好きだけど、音楽をするは、近くにいないでほしい」。
と言っていました。
私は、「君たちのことを思ってるからだ」と言うのですが、心の奥
底では、このように感じていました。〈教会でクリスマス会をする、長
老さんの子供たちが前に出て、楽器演奏などを上手にやる。君たち
は、牧師の子供だから、もっと上手にやらなければいけない〉。そう
いう思いがあったのです。それは、利己的なものでした。ですから私
は、娘たちの所へ行って、その罪を告白しました。
神様が私を救って下さったのです。私を、自我から救って下さり、罪
から解放して下さったのです。罪の力から救って下さったのです。赦し
18│信仰のリバイバル
のです。その日私は、家内の前でお辞儀をして、彼女に赦しを請いま
した。「今まで悪かった。赦してくれるか」と・・・。「何のこと?」。「本
気で言ってるんだから、赦してくれ。今まで私が色々な説教をしてき
て、おそらく君が一番祝福を受けなかっただろう。私の、教会と家で
の態度や、言っていることがあまりにも違うから、それを知っているが
ゆえに、祝福を受けなかったろう。聖人と悪魔のギャップを見ていた
のだから・・・。今まで本当に悪かった。赦してほしい」。
それから、二人の子供たちの所へ行き、「子供たちよ、今まで悪か
った。赦してくれ、本当に悪い父親だった。悪い牧師だった。お前た
ちにとって、私はつまずきの石になってしまったかもしれない」。
子供たちに、よくこういうことを言われていたんです。「お父さん
を愛しているわ。でも私たちが、ピアノやバイオリンをやっているとき
は、近くに来ないで・・・」。なぜなら、私は音楽に対して結構うるさ
かったのですね。誰かが歌っていて、ちょっと音が狂っていたり、間
違った音を出したりしたら、私は嫌になるのです。娘がピアノを練習
していて、間違った鍵盤を押したら、「駄目だよ、それ。もう一回やり
なさい」。バイオリンを弾くも、厳しくやり直しをさせました。娘は、
「お父さんは好きだけど、音楽をするは、近くにいないでほしい」。
と言っていました。
私は、「君たちのことを思ってるからだ」と言うのですが、心の奥
底では、このように感じていました。〈教会でクリスマス会をする、長
老さんの子供たちが前に出て、楽器演奏などを上手にやる。君たち
は、牧師の子供だから、もっと上手にやらなければいけない〉。そう
いう思いがあったのです。それは、利己的なものでした。ですから私
は、娘たちの所へ行って、その罪を告白しました。
神様が私を救って下さったのです。私を、自我から救って下さり、罪
から解放して下さったのです。罪の力から救って下さったのです。赦し
18│信仰のリバイバル