Page 38 - RememberMe!
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|聖書百科事典|
“日曜日というのは、異邦人たちが週の第一日に付けた名前であ
るが、それは彼らが太陽を崇拝した日だったからだ。・・・第七日
は、神ご自身が御自ら聖とし、祝福なさった日である。・・・それゆ
え神は、あらゆる被造物がその日を聖く守ることを要求なさる。こ
の戒めは全宇宙的であり、永久的な義務である。創造主が「第七
日を祝福された」と言われたことは、その日が他のどんな日よりも
優れた日であり、神の特別な愛が臨む日であることを意味する。・・
・ならば、人と神を取り囲んでいる世界が存在する限り、安息日の
戒めもやはり存在するのである。”(Eadies Biblical Cyclopaedia, 1872

Edition, p.561)

“ソクラテスの史跡から分かることであるが、その時代の公衆礼
拝は、土、日の両日とも、コンスタンチノープルにある教会等で行
われていた。・・・キリスト者の安息日が週の第七日から第一日に
移されて、第一日がキリスト者の主の日、あるいは日曜日であると
の表現は、ずっと後になってから人々が用いるようになった。・・・
日曜日が法的な休日として初めて公認されるようになったのは、紀
元321年のコンスタンティヌス帝の勅令によってであり、これに基
づいて、すべての法廷、住民、商店等が日曜日に休み、農民だけに
は例外が認められた。また紀元363年のラオデキヤ宗教会議は・
・・キリスト者に主の日(日曜日)を守るように強要し、それ以後、キ

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