Page 42 - RememberMe!
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にある十の戒めと、聖書に記されている十戒の内容が異なっている
ことを、あなたは知っていますか?カトリック教会の『教理問答集』
では、二つの戒めが欠けています。それは、彼らが数々の偶像を教
会内に持ち込んだためです。彼らはそれらの偶像をうやうやしく拝
み、接吻しています。それで第二条の戒めが抜けた分、第十条を二
つに分けました。さらに、第四条の安息日を「主の日を守りなさい」
という言葉に変更したのでした。

聖書によれば、神の聖徒を苦しめる勢力が、時と律法を変更し、
さらに、ひと時とふた時と半時の間、すなわち三年半の間(預言的
理解では1260年間)、世界を支配すると預言されています(ダニ
エル書7章25節)。中世における1260年間の迫害期間が聖書に
預言されていたのです。

ところが、問題はここで止まりません。『ヨハネの黙示録』13章
で預言されている「獣」の勢力とは明らかにローマ教皇権であり、
彼らは間もなく、「獣の刻印」を世に強要することでしょう。その獣
の刻印とは、カトリック教会が自分たちの権威の象徴としている日
曜日礼拝の強要です(黙示録13章参照)。あらゆる魂に、天地創
造の神の権威に従うか、人間の権威に従うかの試験の時がやって
きます。その日は、さほど遠くありません。その時私たちは、真の神
様の求められる安息日を礼拝日とするか、偽の安息日である日曜日
を礼拝日とするか、選択を迫られます。一歩一歩、世の要求に譲歩

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