Page 110 - Revival of faith -text final
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その時イエス様は、アダムを抱きかかえられるわけです。第一のア
ダムと第二のアダムが、顔と顔を合わせます。救われた者、私たちす
べての前で・・・。そのとき、「小羊こそ賛美を受けるにふさわしい」
という歌声が、皆から上がっていくわけです。それからイエス様が天
使たちに命じて、すべて救われたもの、あがなわれた者、全員の名前
を一人ひとり呼ぶようにされるのです。その中に、天使たちの呼ばれ
る名前の中に、私の名前もあることを確信しております。片手には金
の立琴を持ち、もう一方では、勝利を表すシュロの枝を掲げることで
しょう。天使たちに名前を呼ばれる時、どれほどの喜びに満たされる
のだろうと思うと、私の心はワクワクいたします。
私の友人の一人に、韓国の軍隊に徴兵されて、そこで武器をとるこ
とを拒否して7年間投獄された人がいます。韓国軍で武器をとること
を拒んで投獄された人の中では、最も長い期間、彼は刑に服したので
す。その友人が釈放されてから、私に語ってくれたことがあります。
刑務所では、何か特別な日になると、ある囚人の名前が呼ばれて、
その呼ばれた囚人は釈放されるというのです。恩赦というものです
ね。そういった特別の日がやってきて、名前が呼ばれるになると、刑
に服している囚人全員が、自分の名前が呼ばれないだろうかと、期
待にあふれるわけです。それから、刑務所の係官が、誰かの名前を
呼ぶのです。自分の名前が呼ばれたとき、「ハイ、ハイ」と小さい声
で返事したりしません。本当に喜びにあふれた返事をします。自分の
名前を呼ばれる瞬間を待ちわびているからです。「ハーイ!、ここに
います!」。そして門の方に走っていくわけですね。そういう形で釈放
されるわけです。自由の身です。
私たちの住んでいる環境がどんなに美しく、すばらしいものであ
ったとしても、ここは私たちの故郷ではありません。私たちの故郷は
天にあります。私たちがみなそこに行きます。あらゆる人種、国民、
言語の人たちが、共に集まってきます。そして一緒に立ちます。片手
110│信仰のリバイバル
ダムと第二のアダムが、顔と顔を合わせます。救われた者、私たちす
べての前で・・・。そのとき、「小羊こそ賛美を受けるにふさわしい」
という歌声が、皆から上がっていくわけです。それからイエス様が天
使たちに命じて、すべて救われたもの、あがなわれた者、全員の名前
を一人ひとり呼ぶようにされるのです。その中に、天使たちの呼ばれ
る名前の中に、私の名前もあることを確信しております。片手には金
の立琴を持ち、もう一方では、勝利を表すシュロの枝を掲げることで
しょう。天使たちに名前を呼ばれる時、どれほどの喜びに満たされる
のだろうと思うと、私の心はワクワクいたします。
私の友人の一人に、韓国の軍隊に徴兵されて、そこで武器をとるこ
とを拒否して7年間投獄された人がいます。韓国軍で武器をとること
を拒んで投獄された人の中では、最も長い期間、彼は刑に服したので
す。その友人が釈放されてから、私に語ってくれたことがあります。
刑務所では、何か特別な日になると、ある囚人の名前が呼ばれて、
その呼ばれた囚人は釈放されるというのです。恩赦というものです
ね。そういった特別の日がやってきて、名前が呼ばれるになると、刑
に服している囚人全員が、自分の名前が呼ばれないだろうかと、期
待にあふれるわけです。それから、刑務所の係官が、誰かの名前を
呼ぶのです。自分の名前が呼ばれたとき、「ハイ、ハイ」と小さい声
で返事したりしません。本当に喜びにあふれた返事をします。自分の
名前を呼ばれる瞬間を待ちわびているからです。「ハーイ!、ここに
います!」。そして門の方に走っていくわけですね。そういう形で釈放
されるわけです。自由の身です。
私たちの住んでいる環境がどんなに美しく、すばらしいものであ
ったとしても、ここは私たちの故郷ではありません。私たちの故郷は
天にあります。私たちがみなそこに行きます。あらゆる人種、国民、
言語の人たちが、共に集まってきます。そして一緒に立ちます。片手
110│信仰のリバイバル