Page 116 - Revival of faith -text final
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えて下さいと、お願いして下さい。イエス様は、間もなくおいでにな
るにちがいありません。現在のこのような状態で、世界が長く続くわ
けがありません。

次に、ローマ人への手紙7章1~6節です。ここには二人の夫が出
てきます。女性が男性と結婚して、夫を持ったら、その夫が死なない
限り、第二の夫を持つことはできません。そして、使徒パウロは、人
間を、律法と結婚した女性という形で描いていて、彼女は、その良い
行いによって、つまり、律法に従うことによって救われようとしている
というのです。そのような人間が、イエス様と再婚するためには、最
初の夫が死ななければならないわけです。

ローマ人への手紙7章6節を読みます。「しかし今は、わたしたち
をつないでいたものに対して死んだので、わたしたちは律法から解
放され、その結果、古い文字によってではなく、新しい霊によって仕
えているのである」

私たちが死んで、古い文字によってではなく、新しい霊によって、
とあります。ここでパウロは、古い契約と、新しい契約について述べ
ているわけです。7章19節を読みます。「すなわち、私の欲している
善はしないで、欲していない悪はこれを行っている」。パウロは、自
分は義人になりたいのに、なれないでいると叫んでいるのです。善を
行いたいのに、自分が行いたくない悪を行ってしまう、24節で叫び
をあげていますね。「わたしはなんというみじめな人間なのだろう、
だれがこの死のからだから、わたしを救ってくれるだろうか」。わたし
たちは、この死の体にとどまっていて、それを脱げないでいるわけで
す。解決は何でしょうか。このような問題に、どのように勝利できるで
しょうか。

私たちは、皆、良い目的、よい意図は持っているのです。しかし、し
ばしばサタンが私たちに勝利します。私たちは罪によって、罪の性質

116│信仰のリバイバル
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