Page 45 - Revival of faith -text final
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安息日を守っていた人たちによって殺されたのです。そして最近になっ
て、安息日を守っている人びとによって聖霊の神様が抹殺されてきて
います。

真理を信じているはずの人たち、真理を説き、教えている人たち
が、真理に生きていないのです。そういう人たちは世界で最も危険な
人たち、と言うべきです。その人たちというのは、SDAなのです。残念
ながら、多くのSDAの人たちが、聖霊の影響を無視し、殺してしまっ
ているのです。真理をただ知的に理解しているだけで、真理に生きる
ことをしないなら、ただ真理の知識だけを持っていて実践しないのな
ら、そのことによって、真理を破壊してしまっているのです。

真理は生きた力

さきほど、この世界の人たちは四つのグループに分けることができ
ると言いました。神様の救いという観点から見て、ですね。

第1のグループは、名目的アドベンチスト、名目的再臨信徒です。
名目上は再臨信徒なのですね。自称再臨信徒ということもできます。
彼らはSDA教会の説く真理を信じています。しかし、真理に生きて
いないわけです。第2番目のグループは、SDA内の「残りの人々」と
言われる人たちです。彼らは、神の戒めを守ります。イエスの証を持
っています。イエスの証を持っているというのは、どういう意味でしょ
うか。イエス様を受け入れて、イエス様の証を受けるにそれが、私たち
の心の中で生きた力となって働くわけです。真理は単純な概念なの
ですが、皆さんぜひ理解してください。「私はイエス様を私の個人的
救い主として受け入れます」と言います。では、心にイエス様を受け入
れるとはどういうことですか。イエス様のみ言葉、イエス様の教えを
理解して受け入れる、同意する、ということがイエス様を心に受け入
れたということになるのでしょうか。「イエス様が私の心の中に生き

主は我らの義│45
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