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か」。私がどのように答えると思われますか。

「お母さん、今日は永遠の安息日ですよ。もう決して離れ離れにな
ることはありません。決して年をとることもありません。死ぬこともあ
りません。永遠に一緒にいることができます」。

すべてこれは、イエス・キリストの恵みによります。神様はこのよう
な素晴らしい家族を私に与えて下さったのです。

一枚の下着と毛布 - 貧しさ -

私が若かった頃、父はある程度裕福な人でした。しかし、祖父は、
母が安息日を守る教会員になったことをものすごく怒り、私の一家を
勘当してしまいました。祖父は私たちの家族と縁を切って、一切援助
しないことにしたのです。祖父は、かつて、韓国政府の重要な役職に
ついていて、父はその下で働いていました。母が教会員になったこと
で、父は職を失いました。

小さい頃、1月1日になると、私たち孫は決まって祖父の前に並び、
一年の挨拶をするのが慣わしでした。私も祖父に向かってお辞儀をし
ていたのを覚えています。ときには、そのお辞儀をする列の中に、議
員さんもいました。祖父はそれくらい権力のある人でした。

私の家族が安息日を守り始めた後、苦しみが始まりました。その
頃韓国は、経済的に貧しかったので、父はいろいろな仕事をしました
が、3度も続けて事業に失敗してしまいました。最後には、住む家も
失ってしまいました。

母は教育熱心な人で、私たち5人兄弟を教会関係の学校に送りま
した。彼女は熱心に祈りました。祈りの生涯というものを、私は母か
ら教えられました。ある期母は、文書伝道の働きをして、聖書に関す

私の証│ 7
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