Page 64 - Revival of faith -text final
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キエルの言葉にあります(エゼキエル14:14)。ここには、あなた
自身の義によって、私自身の義によってとあります。覚えていただき
たいのは、ここで、イエス・キリストの義によってと書かれてはいない
ことです。ちょっとおかしいのではないでしょうか。これは、イエス・
キリストの義が私の義となってくださるということではなかったでし
ょうか。ですから、多くの、SDAの神学者でさえ、この引用文を読ん
で、これは律法主義だというわけです。しかし、ここに描かれている
出来事は、恩恵期間が終了した後の事なのです。

そのには、イエス・キリストの義が、私たちをおおってくださること
はなくなります。「あなたの義」「私の義」なんです。それはどういう
ことかと言いますと、心のうちにイエス様の義をたえず求め、受け入
れてきたからなのです。そうすることによって、その経験のうちに私た
ちは印されるわけです。真理に深く根づいていくわけです。そうする
ことによって、私たちは動かされることがなくなります。もう、長いを
経て、一貫して得られた経験によって、それが確立されていくんです
ね。瞬の経験ではありません。ですから今、その経験を持つことが必
要なのです。恩恵期間が終了してからは、私たちが自分で立って、全
宇宙に証をするであります。私たちの生き方を通して、神様が救いの
力を証しなさいます。

私たちが印されたあとで、全部の人が印されたら、恩恵期間が終
了します。その間に、後の雨、大いなる叫び、迫害とか、様々なことが
起こります。そして恩恵期間が、とうとう終了した後で、神様は私たち
が試みられるために、悪魔に手渡されるのです。そのに「ヤコブの悩
み」と呼ばれる悩みのに私たちは投げ入れられることになっていま
す。

それがどういう意味か、皆さん理解しておられるでしょうか。詳し
い内容については、明日の午後話そうと思っていますが、これは極め
て重要な、私たちが理解していなければならない点です。イエス様

64│信仰のリバイバル
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