Page 137 - Revival of faith -text final
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持つことができるようにされたのです。なぜでしょう。その平安は、
イエス様からいただいたものなのです。ご自身の平安と私たちの罪
悪感を取りかえて下さったのです。これが、私たちの救い主イエス様
です。彼は、私たちを愛しておられます。私たちの救いのために、ご
自身のすべてをお与えになったのです。

十字架の場面で、サタンがやってきて、彼のそば近くに立ちまし
た。そして、イエス様の耳にささやいたのです。「この状態を見なさ
いよ。あなたの任務は失敗だよ。教会を見てごらん。教会の指導者
をごらんなさい。あなたを信じていませんよ。かえってあなたを軽蔑
していますよ。あなたではなく、別のメシヤを求めていますよ。あな
たと3年半、ずっと一緒にいた弟子たちを見てごらんなさい。あなた
の犠牲によって救われる人は、誰もいませんよ。こんなことをするの
は、大きな間違いですよ。これは大きな失敗です。あなたは任務を
遂行し損なったのです。でも、もう一度チャンスがありますよ。十字架
から降りてごらんなさい。そして、家に帰りなさい。まだ手遅れでは
ありませんよ。家に帰りなさい。あいつらは罪人なんです。悪いんで
す。悪い奴らです。その状態は変わることはありません。もう、あいつ
らは死んだも同然ですよ。あんな奴らを救えると思いますか。十字
架から降りなさい。こんなことに関わっている必要はないですよ。も
う家に帰りなさい」と。

十字架の前で、パリサイ人や教会の指導者たち、律法学者たちも、
そのようにイエス様をあざけっていました。「イエスよ、降りて来い。
そんなところにいることはないだろう。そんな苦しみを負う必要はな
いだろう。十字架の重荷を負わなくてもいいのだ。そんなことをする
必要はないんだから。もっと楽な方法で世界を救いなさい。もっとや
りやすい方法でやりなさい。そんなやり方、狂信的じゃないか」

そして、サタンは、同じようなことを私たちにささやいているんで
す。「十字架を負ってイエス様に従うなんて、とんでもないことだよ。

日曜休業令の切迫│137
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