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これはよく知られている聖句です。最近何年か、私は家族のため
に、食べ物とか服とか物質的なもののために祈ることをやめました。
そういったものを求めて祈らなくなりました。狂信者ではないと私は
思っているのですが、そういった物質的なもののために祈るのをや
めました。まず最初に、「神の国と、神の義」を求めるべきなのです。
そうしている限り、神様は私のすべてを満たして下さると、私は神様
に信頼しています。

皆さんもご存知と思いますが、自給伝道牧師というのは、決して
裕福ではありません。銀行口座を持っていますが、それは預貯金の
口座ではありません。健康保険も入っていません。車の、必ず入らな
ければならない保険は入っていますが、その他の保険は入っていま
せん。銀行口座にどれだけ入ってくるか、家内は私にあまり言わない
のですね。ですから私は、今月十分お金があるのか、来月までもつの
かわからないのですね。私の思いは、自分たちの、伝道機関の働き
に集中しています。家族のための物質的な必要のためには祈りませ
んけれども、伝道活動の経済的必要のためには祈っています。私た
ちの伝道活動には120名以上のスタッフがおりまして、それゆえに
いろんな困難もあります。そういった働き人に伴う家族もまたいるわ
けですね。彼らのために私はいつも祈ります。

そして、私たちの伝道の働きの前進のために祈ります。私たちのミ
ニストリーは、神様の力に頼ることにのっとっています。特に私たち
の思いは、中国伝道にあります。何百万部の書物を出版し配布して
いますけれど、これは奇跡です。お金がないのですから・・・。でも実
際に起こりました。何百名もの、私たちのために働いてくださる文書
伝道者が中国にはおられます。彼らの物質的必要にどうやって答え
るのか、私にはわかりません。ただ祈ります。奇跡によって神様が用
意し、備えてくださるんです。この伝道の働きにおいて、奇跡に次ぐ
奇跡を経験してきました。そして、「神の国と神の義」に私は焦点を

52│信仰のリバイバル
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