Page 101 - RememberMe!

サタンは、神の戒めを守る者たちに対して怒っています。あなた
は今、龍の側にいますか？それとも、残りの子らの側にいますか？
歴史の最終時代に、サタンは特別に、生きていくためには安息日を
犯さざるを得なくなるような事態を起こし、神の戒めを遵守する者
たちに、艱難と迫害を与えるでしょう。その時、私たちがなぜ神に仕
えているのか、信仰の動機が全宇宙の前で明らかにされることでし
ょう。大多数が、獣の刻印を受けることでしょう。なぜでしょうか？
イエスのために、命をかけてまで服従することは、安易に救いを得
ようと思っている人々にはできないからです。今は従うことができる
かもしれませんが、安息日を守ることが世の人々の憎悪の的となる
時、心に神への真実の愛がなければ、到底従うことはできません。
イエスへの愛が心に存在する時にのみ、究極の服従が可能なので
す。十字架の前で完全に屈服したなら、その後は、神に喜ばれたい
一心で主に従い生きるようになります。それが戒めに服従する人で
す。ですから最後の時代に、安息日は神への忠誠のしるし、また神
の印となるのです。

キリストは、ユダヤ人たちが考えていたやり方では、安息日を守
られませんでした。そのため彼らは、イエスを殺そうと思ったのでし
た。今日も、多くの人が同様の精神を抱いています。安息日の見解
について自分たちと同意しないからという理由で、迫害を加えて抑
圧し、法律を制定しようと試みるでしょう。そして、彼ら自身の見解

新約聖書と安息日 101