Page 102 - RememberMe!
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を貫き通そうとして、政治的勢力と同盟して、再び迫害が行われる
時が近づいています。

26. [福音と裁き]

「わたしは、もうひとりの御使が中空を飛ぶのを見た。彼は地に住む
者、すなわち、あらゆる国民、部族、国語、民族に宣べ伝えるために、永
遠の福音をたずさえてきて、大声で言った、『神をおそれ、神に栄光を
帰せよ。神のさばきの時がきたからである。天と地と海と水の源とを造
られたかたを、伏し拝め』」(黙示録14:6、7)。

永遠の福音とは、決して変わらない福音を意味します。安息日は
旧約時代も、また新約時代、すなわちイエスの十字架以前も、復活
と昇天後も守られてきただけでなく、世の終わりにも、やがて来る
新しい天と地においても、永遠に守られることでしょう。その意味
で、安息日は、地上と、新しい天と新しい地とを結ぶ生命の連鎖、
黄金の掛け橋のようなものです。

創世記より開かれてきた、神の大いなる救いの歴史は、黙示録で
次のように締めくくりながら、人類に訴えています。「裁きの時が来
たから、あなたを創られた方を礼拝しなさい!」と。

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