Page 99 - RememberMe!
P. 99
を礼拝する慣習が教会に全くない時代でした。「主の日(The Lord’s
Day)」は、「神が主人となられる日」のことですが、イエスが「ある日
の主人」と言われたことは、安息日以外にありません。

日曜日を「主の日」と呼ぶようになったのは、西暦343年のサルデ
ィカ会議の決定からであり、西暦364年のラオデキヤ宗教会議で
は、公式に「安息日を第七日である土曜日から日曜日に」変更する
と公表しました。これはまさに、聖書から離れることを公言した恐
るべき背教であり、聖書よりも教会の権威を上に置くことの表明で
した。しかし、この事実よりも驚くべきことは、旧約聖書のダニエル
書において、このような「時と律法の変更」がすでに預言されてい
たことです(ダニエル書7:25)。

正直に考えてみてください。パトモス島で使徒ヨハネが、「わたし
は、主の日に御霊に感じた」と語った時の「主の日」は、土曜日でし
ょうか?それとも日曜日でしょうか?

24. [神を礼拝する理由]

「われらの主なる神よ、あなたこそは、栄光とほまれと力とを受けるに
ふさわしいかた。あなたは万物を造られました。御旨によって、万物は
存在し、また造られたのであります」(黙示録4:11)。

なぜ神が礼拝を受けるべきなのでしょう?それは、創造主だから

新約聖書と安息日 99
   94   95   96   97   98   99   100   101   102   103   104