Page 98 - RememberMe!
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人 類の 幸 福 のために 二つ の 制 度 をお 与えになったことをご 存じ
ですか?第一は安息日であり、第二が結婚の制度です(創世記2
:24)。天地創造の時、安息日が人のために作られたように、結婚
制度もやはり人のために作られたのでした。結婚制度は、ユダヤ人
だけのために作られたものであると考えている人は、誰もいない
はずです。「『彼を知っている』と言いながら、その戒めを守らない
者は、偽り者であって、真理はその人のうちにない」(Ⅰヨハネ2:4)。

「神を愛してその戒めを行えば、それによってわたしたちは神の
子たちを愛していることを知るのである」(Ⅰヨハネ5:2)。

私たちは、神を愛しているので、その戒めに従うことはやさしいこ
とであり、喜びなのです。

23. [主の日]

「ところが、わたしは、主の日に御霊に感じた。そして、わたしのうしろ
の方で、ラッパのような大きな声がするのを聞いた」(黙示録1:10)。

さて、いよいよ「主の日」の登場です。しかし、マルコによる福音書2
章28節に、「人の子は、安息日の主でもあるのです」(欽定訳)とあ
ります。イエスがこの言葉を語られてから70年あまりが過ぎても、ヨ
ハネの耳元には相変わらず、イエスの宣言なさったこの声が、生き生
きと聞こえていたはずです。それは西暦100年頃のことで、まだ日曜日

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