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代の人たちで構成されていることは明らかです。
14万4千人が、特別なグループである必要はないという考えは、

神様の民の準備を妨げ、託された使命の理解を妨げ、心を鈍らせて
しまいます。

それではなぜ、14万4千人が最後の世代であるのか、その理由を
探りましょう。

1、それは獣とその名の数字に勝った人々です

「またわたしは、火のまじったガラスの海のようなものを見た。そ
して、このガラスの海のそばに、獣とその像とその名の数字とにうち
勝った人々が、神の立琴を手にして立っているのを見た」(黙示録1
5:2)。

14万4千人とは、「獣と像とその名の数字とにうち勝った人々」で
す。獣とその名の数字にうち勝った人々とは、獣の刻印の強制令の
迫害に勝利した者たちのことです。そうすると、彼らは最後の艱難
を通り抜けた人々になります。地からあがなわれた14万4千人は、
立琴を手に持って、小羊と共にシオンの山に立ちます。大水のとど
ろきのような、激しい雷鳴のような声が聞こえて、彼らはみ座の前で
新しい歌を歌います。その歌は、14万4千人以外は、誰も学ぶこと
のできない歌です。それはモーセと小羊の歌、すなわち、あがない
の歌です。それは彼らの体験の歌であり、他の誰も体験したことの
ない歌と言われています。彼らは、小羊の行くところへは、どこへで
もついて行く者たちであり、人間の中からあがなわれた者たちです
(黙示録14:1~5;15参照)。

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