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しい地震があった。それは人間が地上にあらわれて以来、かつてな
かったようなもので、それほどに激しい地震であった」(黙示録16:
18)。これは七つの災害と、イエス様の再臨の前にある大きな地震
を指していて、その時に墓が開き「また地のちりの中に眠っている者
のうち、多くの者は目をさますでしょう。そのうち永遠の生命にいた
る者もあり、また恥と、限りなき恥辱をうける者もあるでしょう」(ダ
ニエル12:2)。

3、神様の御名を額に持つ者たちです 

「わたしは印をおされた者の数を聞いたが、イスラエルの子らの
すべての部族のうち、印をおされた者は十四万四千人であった」(黙
示録7:4)

「生ける神の印」(黙示録7:2)は、神様の真の民、すなわち、最
後の聖徒たちに押されます。ヨハネの黙示録7章には、天使が、救わ
れるべき民である神様の僕の額に、神様の印を押そうとする場面が
あります。「また、もうひとりの御使が、生ける神の印を持って、日の
出る方から上って来るのを見た。彼は地と海とをそこなう権威を授
けている四人の御使にむかって、大声で叫んで言った、『わたしたち
の神の僕らの額に、私たちが印をおしてしまうまでは、地と海と木と
をそこなってはならない』」(黙示録7:2、3)。

この聖句は、天から「もうひとりの御使」が降りて来て、地を滅ぼ
す風を引き止めていた天使たちに、大声で叫ぶ場面です。この「生け
る神の印」を持った天使は、救われるべき神様の民が、「生ける神の
印」を受けて安全になるまで、この世界をそこなわないように叫びま
す。これはヨハネの黙示録14章1節に出てくる14万4千人、つまりシ

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