Page 144 - Revival of faith -text final
P. 144
会全体の利益のために、日曜日遵守を強要すると言っています。そ
のために彼らは、日曜休業令を、「家族の休日」と呼んでいるんで
す。誰がその提案に逆らえるでしょうか。「家族の休日」です。誰もそ
れには異議はないですね。

1981年11月25日、ジョセフ・ラッツィンガ―枢機卿という人
が、カトリック教会の神学首長になりました。この人はドイツの出身
です。1998年5月31日に、法王ヨハネ・パウロ2世により、「ディエ
ス・ドミニ」という「使徒書簡」が発行されました。この手紙は、実際
にはラッツィンガー枢機卿によって書かれたものです。そして、このラ
ッツィンガー枢機卿という人は、皆さんご存知だと思いますが、現在
のローマ法王ベネディクト16世なのです(注2011年点で)。この
使徒書簡にどのようなことが書かれているでしょうか。ところで、ロ
ーマ・カトリック教会の人たちは、法王の書簡を、神からの霊感を受
けた書物として受け入れています。そしてこの書簡の中で、全世界の
修道士、修道女、司教、神父たちに呼びかけて、自分たちの国の国家
元首に対して、日曜休業運動を推進することを主張するよう呼びか
けています。2005年4月19日、ラッツィンガー枢機卿が法王ベネ
ディクト16世となりました。そして彼は、日曜日を全世界の休日とし
て確立させると発表しました。彼は、今になってそれを、「家族の休
日」と言っています。来年(2012年)の5月30日から6月4日まで、
「家族の休日」のための会議を開く計画をしています。このことは、
皆さんにどのようなことを語っていますか。いま世界で何が起こって
いるのでしょうか。私たちは「預言の民」ですよね。こういった出来
事を、私たちは理解しなければいけないのです。

  

サブプライム危機

2009年7月8日から10日まで、G8サミットが、イタリアで開か

144│信仰のリバイバル
   139   140   141   142   143   144   145   146   147   148   149