Page 49 - RememberMe!
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すか?戒めを守ることで義人になろうとすることは、そのようなこと
をしているのです。

十字架は、すべての人に与えられている賜物です。十字架の恵み
によって救いを受けた人は、神を愛するようになり、み旨に従って
生きたいとの願いがあふれるのです。もしも、神のみ心に従うこと
が、重苦しいくびきのように辛いものとなっているなら、律法主義
かどうかを論じる前に、あなたはクリスチャンではなくなっているこ
とを覚えてください。主が何をお求めになっても、喜んで服従する
ことを望む人、神を第一として、命さえ惜しまないような人を、神は
探しておられるのです。
「信仰も、・・・行いを伴わなければ、それだけでは死んだもので
ある」(ヤコブ2:17)。ここでは、行いがあればそれに越したことは
ないが、なくても大丈夫であると述べられているでしょうか?適当
に人生を楽しみながら、心の半分はキリストに、残りの半分は世の
中に向けられていてよいでしょうか?もちろん、それは正しくありま
せん。ただし、行いは、いつもキリストの愛に反応してなされるもの
でなければなりません。私たちは、まず神が私たちをどれほど愛し
てくださっているかを知ることから始めなければなりません。

「イエスは彼らに答えられた。『よくよくあなたがたに言ってお
く。すべて罪を犯す者は罪の奴隷である』」(ヨハネ8:34)。

「わたしたちは、この事を知っている。わたしたちの内の古き人

新約聖書と安息日 49
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