Page 50 - RememberMe!
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はキリストと共に十字架につけられた。それは、この罪のからだが
滅び、わたしたちがもはや、罪の奴隷となることがないためである」
(ローマ6:6)。

「あなたがたは知らないのか。あなたがた自身が、だれかの僕
になって服従するなら、あなたがたは自分に服従するその者の僕
であって、死に至る罪の僕ともなり、あるいは、義にいたる従順の
僕ともなるのである」(ローマ6:16)。

2. [西暦70年]

「あなたがたの逃げるのが、冬または安息日にならないように祈れ」
(マタイ24:20)。

西暦31年、十字架につけられる直前の最後の週に、オリブ山での
告別説教において、キリストはご自分を拒んだエルサレムの運命を
預言なさいました。西暦70年に、ローマの将軍ティトゥスによってエ
ルサレムが滅ぼされる場面をも、あらかじめご覧になりました。

預言にあるように、エルサレムの滅亡は避けられないものでした
が(ダニエル9:26)、冷たい雨が降りしきるパレスチナの冬に、水か
さの増したヨルダン川を渡って避難する難しさをよくご存知であっ
たイエスは、聖なる安息日に避難するはめにならないように祈りな
さいと、切々と語られました。実際に多くのクリスチャンたちは、エ

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