Page 67 - RememberMe!
P. 67
イエスは金曜日の午後3時頃(マルコ15:34、ユダヤの時間で9
時)、十字架につけられました。そして、その日の夕方を金曜日の夜
と言わないで、安息日と言っています。金曜日の午後、日が暮れる
と第七日目(安息日)になるのです。

金曜日は聖日に備える日であり、その聖日は土曜日で、日曜日は聖
日の翌日になります。したがって、重要な出来事は十字架と復活であ
り、重要な日は安息日です。私たちは、キリスト教信仰の中心の出来
事である、イエスの十字架と復活を信じなければなりません。そし
て、重要な日である安息日を覚えて、聖く守らなくてはいけません。

金曜日 土曜日 日曜日
安息日
準備の日 墓で休まれた日 安息日の翌日
聖日 (週の初めの日)
十字架で亡くなられた日 復活なさった日
聖日に備える日
聖日の翌日
“その日は安息日の前日、
すなわち安息日にそなえる “安息日を覚えて、 “週の初めの日、
これを聖とせよ。” 夜明け前に”
金曜日であった。” (出エジプト20:8) (ルカ24:1)
(現代訳聖書マルコ15:42)

3「安息日後の初日(μια των σαββατων)」という言葉は
ユダヤ暦の用語

ローマ暦を用いたなら、“dies solis(日曜日)”という用語を使った

新約聖書と安息日 67
   62   63   64   65   66   67   68   69   70   71   72