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と教会では、帰ってきた放蕩息子がまた、教会を離
れて行くわけですから、大騒動となったのです。しか
し私の心には強く迫る御言葉がありました。使徒行
伝９章１５節～１６節の御言葉です。

9:15 しかし、主は仰せになった、「さあ、行きなさ
い。あの人は、異邦人たち、王たち、またイスラエル
の子らにも、わたしの名を伝える器として、わたしが
選んだ者である。

9:16 わたしの名のために彼がどんなに苦しまな
ければならないかを、彼に知らせよう」。

私の使命は、今通っている教会の中にあるので
はなく、他の人々、異邦人と呼ばれる人たちにあるこ
とが示されているようでした。そして幾日も「時が来
た。行かなくては！！』との強い印象が心に迫るので
した。その思いに押し出されて、「時が来たので、私
は行きます。」とみんなに告げて、教会と家族を後に
しました。教会のことが嫌いになったわけではなく、

救いを得させる神様の力 61