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のでした。
このことを、現代のクリスチャンに適用するとどうなるでしょうか。実は

今日、私たちは、あがないの日の実体である、天の大贖罪日を迎えてい
るのです。そこで、自分の名前がいのちの書にとどめられることを願うす
べての人は、恵みの期間が残り少なくなっている今、イエス様が再臨さ
れる日が近い今、罪を徹底的に悲しみ、真心から悔い改めて、神様のみ
前で、心を悩まされなければなりません。私たちは、徹底的に心を探ら
なければなりません。

多くの、自称クリスチャンがいだいている軽薄な精神は、捨てなけれ
ばなりません。私たちを打ち負かそうとする、悪癖に勝利しようと思う
者は、みな、激しく戦わなければなりません。準備は一人ひとりがしなけ
ればならないのです。私たちは団体として救われるのではありません。
ある人の純潔と献身は、他の人の欠陥を埋め合わせることにはなりませ
ん。すべての国民が、神様の前で審判を受けますが、しかし神様は、あ
たかもこの地上に、その人しかいないかのように、厳密に一人ひとりを審
査されます。全ての人が調べられなければなりません。そしてそこには、
「しみも、しわも、そのたぐいのものがいっさい」（エペソ５：２７）あって
はならないのです。人をあがなう福音の力は、限りなく豊かなので、私た
ちが罪を徹底的に憎むようになり、二度と罪を犯すことがないように守
って下さいます。

Ｂ、断食
身を悩ます、ということには、断食も含まれていました。現代の私
たちにとって、この断食とは何を意味しているでしょうか。それは食
事を絶つということだけでなく、神様が教えて下さった健康原則を

第６章 │ 127