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を行う者は義人である。罪を犯す者は、悪魔から出た者である。悪
魔は初めから罪を犯しているからである。神の子が現れたのは、悪
魔のわざを滅ぼしてしまうためである。すべて神から生れた者は、罪
を犯さない。神の種が、その人のうちにとどまっているからである。
また、その人は、神から生れた者であるから、罪を犯すことができな
い。神の子と悪魔の子との区別は、これによって明らかである。すな
わち、すべて義を行わない者は、神から出た者ではない。兄弟を愛
さない者も、同様である」(Ⅰヨハネ3:1~10)。

天の神様は、私たちの心の中に、ご自分のみ形を刻みつけて下さ
います。私たちが新しく生まれた時から、印を押される経験は始ま
っています。天国に入るすべての人々は、聖霊の印を受ける者たちで
す。「あなたがたもまた、キリストにあって、真理の言葉、すなわち、
あなたがたの救の福音を聞き、また、彼を信じた結果、約束された
聖霊の証印をおされたのである。この聖霊は、わたしたちが神の国
をつぐことの保証であって、やがて神につける者が全くあがなわれ、
神の栄光をほめたたえるに至るためである」(エペソ1:13、14)。

「この後、わたしは四人の御使が地の四すみに立っているのを見
た。彼らは地の四方の風をひき止めて、地にも海にもすべての木に
も、吹きつけないようにしていた。また、もうひとりの御使が、生ける
神の印を持って、日の出る方から上って来るのを見た。彼は地と海と
をそこなう権威を授かっている四人の御使にむかって、大声で叫んで
言った、『わたしたちの神の僕らの額に、わたしたちが印をおしてしま
うまでは、地と海と木とをそこなってはならない』。わたしは印をおさ
れた者の数を聞いたが、イスラエルの子らのすべての部族のうち、印
をおされた者は十四万四千人であった」(黙示録7:1~4)。

第6章 │ 139
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